
この記事で分かること
✓ 小学校受験をやめたくなる理由
✓ 続けるか迷った時の判断基準
✓ やめる時に気を付けたいこと
✓ 共働き家庭のリアルな体験談
「もう、やめたいかもしれない」
小学校受験をしていると、そんな気持ちになる瞬間があります。
SNSでは、
・合格しました
・模試A判定でした
・〇〇小にご縁をいただきました
そんな投稿が目立ちます。
でも実際には、
「ここまでして本当に意味あるのかな…」
「子どものためって言いながら、親が壊れそう」
「このまま続けて、家庭は大丈夫?」
そんなふうに悩みながら進んでいる家庭も、本当に多いです。
朝は保育園の支度。
夜は家庭学習。
寝かしつけ後に願書情報を調べる。
気づけば、
「私、何のためにこんなに苦しいんだろう」
と思っていました。
実際、わが家も何度も
「小学校受験をやめたい」
と思いました。
この記事では、
- 小学校受験をやめたくなる瞬間
- 実際にしんどかったこと
- “続ける・やめる”の判断で大事だと思ったこと
- 子どもに“失敗体験”を残さない考え方
を、共働き家庭として実際に経験した本音ベースで書きます。
「もう限界かもしれない」
そう感じている方にこそ、読んでほしいです。
共働き家庭でも小学校受験ができるかどうかの判断基準はこちら
▶【共働きでも小学校受験できる?】必要条件と合格家庭の特徴を経験者が解説
小学校受験をやめたいと思う理由
母親だけが抱え込んでいる
共働き家庭では、幼児教室の送迎、家庭学習、願書準備、学校説明会など、多くの役割が母親に集中しがちです。
「子どものためだから」と頑張り続けるうちに、自分の心や体の余裕がなくなり、「もう受験をやめたい」と感じてしまう家庭は少なくありません。
SNS比較が止まらない
SNSでは、合格報告や模試の好成績など、うまくいっている家庭の投稿が目立ちます。
それを見るたびに「うちだけ遅れているのでは」「もっと頑張らなければ」と焦り、不安が大きくなってしまいます。
子どもの笑顔が減る
受験準備が中心の生活になると、親も子どもも余裕がなくなります。
以前は楽しそうに取り組んでいた家庭学習も、いつの間にか「やらなければならないもの」に変わり、子どもの笑顔が減ってしまうことがあります。
「合格」が目的化している
本来、小学校受験は子どもの成長や家庭の教育方針を見つめ直す機会でもあります。
しかし、模試の結果や周囲との比較ばかり気になるようになると、「合格すること」だけが目的になり、親子ともに苦しくなってしまいます。
小学校受験を「やめたい」と思った瞬間は何度もあった
小学校受験は、
子どもの受験でありながら、実際には“親の受験”でもあります。
幼児教室の送迎。
家庭学習。
学校説明会。
情報収集。
願書。
面接準備。
模試。
スケジュール管理。
共働き家庭だと、これらを全部、仕事と並行して回していくことになります。
正直、
想像以上にきつかったです。
特に苦しかったのは、
「頑張っても成果が見えない時期」
でした。
模試で結果が出ない。
行動観察で指摘される。
家庭学習がうまく進まない。
子どもがふざける。
そして、余裕がなくなった親が怒る。
すると、家庭の空気が悪くなる。
「なんのために受験してるんだろう」
そう思ったことは、一度や二度ではありません。
わが家も最初は“父親不在受験”だった
実はわが家も、最初は完全に私のワンオペでした。
- 幼児教室
- 家庭学習
- 送迎
- 学校説明会
- 情報収集
- スケジュール管理
- 願書準備
全部私。
仕事と保育園と受験を回すうちに、どんどん余裕がなくなっていきました。
そして、思い通りに動けない子どもにイライラして、怒鳴ってしまうようになったんです。
その時、
「あ、私もう限界なんだ」
と初めて気づきました。
小学校受験って、
気づかないうちに“母親だけが背負う構造”になりやすいんですよね。
特に真面目な人ほど、
全部自分で抱え込んでしまう。
でも、そこから夫婦で役割分担を始めました。
すると、家庭の空気が本当に変わったんです。
子どもも落ち着き、
私自身も笑顔が戻りました。
小学校受験は、
母親一人で抱え込むと家庭全体が苦しくなる。
だからこそ、父親の関わりは本当に大切だと思っています。
父親の役割については、こちらの記事で詳しくまとめています。
👉 【小学校受験】父親の関わり方で結果が変わる|共働き家庭の夫婦協力術
👉 【小学校受験】面接で“父親が原因”で落ちる家庭の特徴7選|学校は父親を想像以上に見ています
「もう限界かもしれない」
と感じていた頃、私は
- 何をやめるべきか
- どこまで頑張るべきか
- 共働き家庭は何を優先すべきか
の判断ができず、
常に不安でした。
偏差値42スタートの共働き家庭のわが家が
関西最難関小を含む受験校すべてに合格するまでに
“削ったこと・続けたこと・後悔したこと”を
時系列で公開しています。
▶ 偏差値42スタートの共働き家庭が関西最難関小学校に合格するまで|小学校受験ロードマップ
わが家が限界だった4つのサイン
子どもを毎日怒るようになった
以前なら笑って受け流せていたことでも、受験への焦りから毎日のように叱ってしまうようになりました。
「また怒ってしまった」と自己嫌悪を繰り返す日々は、私にとって限界のサインでした。
感情で怒ってしまうことが増えた
「できないこと」を教えるのではなく、自分の焦りや疲れを子どもにぶつけてしまう場面が増えました。
冷静に向き合えなくなっている自分に気づいたとき、このままではいけないと思いました。
夫婦の会話が受験だけになった
家で話す内容は、模試、家庭学習、願書、幼児教室のことばかり。
子どもの成長や家族の楽しい出来事よりも、受験の話題が中心になり、家庭全体に余裕がなくなっていました。
子どもが萎縮し口数が減った
親の表情や空気を敏感に感じ取ったのか、子どもが以前より話さなくなり、勉強中も顔色をうかがうようになりました。
その姿を見て、「合格よりも大切なものを見失いかけている」と気づき、一度立ち止まるきっかけになりました。
わが家が立て直せた理由は「頑張ること」ではなく「削ること」だった
「このままでは家庭が壊れる。」
そう思った私たちは、
もっと勉強を増やすのではなく、
何をやめるかを考えるようになりました。
実際に見直したのは、
- 習い事
- 家庭学習の量
- 情報収集の時間
- 完璧を目指す考え方
でした。
すると、不思議なくらい家庭の空気が変わりました。
子どもの笑顔が戻り、
私自身も怒る回数が減り、
「受験を続けられる状態」が少しずつ戻ってきたのです。
あの時必要だったのは、
「もっと頑張ること」ではなく、
やらないことを決める勇気だったと思っています。
だからこそ、
偏差値42スタートだった共働き家庭のわが家が、
何を削り、
何を続け、
何をやめたのかを、
時系列でまとめました。
実際に途中でやめた家庭もたくさん見てきた
幼児教室に通っていると、
途中で受験をやめる家庭は珍しくありません。
でも私は、
「やめた=失敗」
だと思ったことは一度もありません。
実際、
- 家庭の雰囲気が良くなった
- 親子関係が落ち着いた
- 中学受験へ切り替えて前向きになった
- 子どもがのびのび過ごせるようになった
そんな家庭もたくさん見てきました。
一方で、
「もう無理」
「しんどい」
だけで勢いで辞めてしまい、
- 次の進路を考えていない
- 子どもへの説明が曖昧
- 夫婦で整理できていない
というケースでは、
あとから迷いが残ってしまうこともありました。
だから私は、
“やめること”より、
“どうやめるか”
の方が大事だと思っています。
小学校受験をやめる時に、一番大事だと思うこと
子どもに「失敗体験」を残さないこと
これは、私が小学校受験でとても大事だと思っていることです。
小学校受験を途中でやめる・方向転換する場合に、
何よりも大切なのは、
「子どもにマイナスな印象を与えないこと」
です。
大人が思っている以上に、
子どもは親の言葉や空気を敏感に感じ取っています。
例えば、
「僕がダメだったから幼児教室を辞めたんだ」
と子どもが受け取ってしまうと、
小学校受験の経験そのものが
“失敗体験”として残ってしまう可能性があります。
でも、この記憶って、
幼児期だけの問題ではないと思うんです。
これから先、
中学受験、高校受験、大学受験。
子どもは何度も“挑戦”を経験していきます。
その時に、
- 受験=つらいもの
- 受験=否定されるもの
- 頑張っても意味がないもの
として記憶が残ってしまうと、
将来の挑戦にも影響する可能性があります。
だからこそ、
小学校受験をやめる場合でも、
「あなたがダメだったからじゃない」
「今は別の道を選ぶだけ」
「あなたの良さを伸ばすための判断だよ」
というメッセージが、
必ず伝わる辞め方をしてあげてほしいと思います。
小学校受験をやめること自体は、
悪いことではありません。
でも、
“その経験が、子どもの中にどんな記憶として残るか”
ここは、本当に大事だと思っています。
小学校受験で得られた中学受験につながる力についてはこちら
▶小学校受験経験者が感じた「中学受験につながる力」
それでも、わが家が続ける選択をした理由
わが家が続ける選択をしたのは、
子ども自身は学ぶことを嫌がっておらず、
家庭の負担も「削ること」で少しずつ立て直せたからです。
もし、削ってもなお家族の笑顔が失われていたら、
受験をやめる選択をしていたと思います。
小学校受験を続けるか迷ったらチェックしたい3つのこと
- 子どもは笑顔で取り組めているか
- 家族関係が壊れていないか
- 「合格」が目的になっていないか
この3つが保てているなら、続ける価値があります。
逆にどれも崩れているなら、一度立ち止まって考えても遅くありません。
小学校受験は「続けてもいい」「やめてもいい」
小学校受験を続けること。
やめること。
どちらにも正解・不正解はありません。
ただ、
周りと比べすぎると、
本当に大事なものを見失いやすくなります。
合格実績。
模試。
幼児教室。
SNS。
情報戦。
小学校受験は、
気づくと“親の不安”がどんどん大きくなる世界です。
でも本来、一番大切なのは、
「この家庭は、どんな子育てをしたいのか」
だと思います。
小学校受験は、
ゴールではありません。
その後も、子育てはずっと続いていきます。
だからこそ、
“今だけの正解”
ではなく、
“この先も含めて納得できる選択”
をしてほしいと思っています。
よくある質問
A. もちろんです。
途中でやめても失敗ではありません。
大切なのは子どもの自己肯定感を守ることです。
A. 公立小学校へ進学し、中学受験に切り替える家庭も少なくありません。
まとめ
小学校受験は続けることが正解でも、やめることが正解でもありません。
大切なのは「子どもの笑顔」「家族の関係」「家庭として納得できるか」です。
わが家も何度も迷いましたが、夫婦で話し合い、優先順位を見直したことで最後まで走り切ることができました。
「やめるか続けるか」よりも、「家族が笑顔でいられるか」を基準に考えてみてください。
小学校受験は数か月で終わりますが、親子関係はその先もずっと続いていきます。
今まさに悩んでいる方も、自分たちの家庭に合った選択をしてください。
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