
- はじめに
- ① 保護者の声かけ|前向きな関わりができているか
- ② 挨拶ができているか|基本動作こそ最重要チェック項目
- ③ 立ち振る舞い・所作は「家庭でのしつけ」がそのまま表れる
- ④ 話を聞く姿勢|集団行動の土台になる力
- ⑤ 失敗させても見守れるか|親の関わり方が問われる
- ⑥ 待ち時間の過ごし方|自制心・自己管理能力
- ⑦ 保護者の姿勢|「親の背中」は見られている
- ⑧ 子どもへのたしなめ方|感情的になっていないか
- ⑨ 切り替え力|できなかった後の立て直し
- ⑩ 親子の空気感|家庭の温度がそのまま伝わる
- 🔍 学校説明会前チェックリスト(当日朝に確認)
- まとめ|学校説明会は“家庭の姿勢”が映る場所
- 🔗 関連記事|本番とつながる準備
- 🔗 関連記事|評価基準を整理したい方へ
はじめに
学校説明会やオープンスクールは
「まだ受験本番じゃないから大丈夫」と思われがちですが、
実は 親子の関係性や日常の姿が自然に伝わる場 でもあります。
面接や考査のように構える必要はありませんが、
だからこそ作り込めない“素の姿”が表れます。
今回は
小学校受験を経験した立場から感じた
学校説明会で意外と見られているポイント10選 をまとめました。
① 保護者の声かけ|前向きな関わりができているか
「これはやってはだめ」
「親の言うことを聞きなさい」
「ちゃんとできたの?早くしなさい」
こうした声かけ、つい出ていませんか?
このような言葉は、
子どもを親の支配下に置きやすくし、
自分で考え行動する力を育ちにくくしてしまいます。
学校説明会のような非日常の場では、
親子ともに緊張し、
普段の声かけや関係性がそのまま表に出ます。
「本番だけ気をつければいい」ではなく、
日常の声かけこそが見られている、
そう意識しておくことが大切です。
② 挨拶ができているか|基本動作こそ最重要チェック項目
挨拶は基本中の基本ですが、
初めての場所・初対面の先生を前にすると
普段できている子でも緊張してできなくなることがあります。
これはしつけ不足ではなく、
経験不足によるもの。
そのためにも、
志望校の学校説明会やオープンスクールには
可能な限り参加し、
お子さまを場に慣れさせてあげることが大切です。
③ 立ち振る舞い・所作は「家庭でのしつけ」がそのまま表れる
学校説明会では、
子どもの何気ない行動から家庭環境が透けて見えます。
● トイレ後のハンカチの使い方
- 自分でハンカチを取り出せるか
- 手を拭いたあと、きちんと畳めるか
- ポケットにしまえるか
親がバッグからハンカチを出し、
拭き終わったものをそのまま受け取る──
こうした場面も意外と見られています。
● 靴の着脱の所作
- 揃えて脱げているか
- 慌てず丁寧に履けているか
靴を履く際に、
手を使わずにつま先でひっかけて履いたり、かかとを踏んだりしていないか も見られています。
また、脱いだあとの靴を
- きちんと揃える
- 丁寧に靴袋にしまう
ところまでが一連の所作です。
学校説明会では時間に追われがちですが、
慌てた動きほど日常の癖が出やすいもの。
「靴を履く・脱ぐ・しまう」までをセットで練習 しておきましょう。
小さな動作の積み重ねが、
家庭でどのように育てられているかを
自然に伝えてしまいます。
④ 話を聞く姿勢|集団行動の土台になる力
集団生活を円滑に行うために欠かせないのが
話を聞く力です。
- 手は膝
- 話している人の顔を見る
- 静かに最後まで聞く
これは小学校受験で重視される力のひとつであり、
学校説明会でも自然に見られています。
学校説明会では、子どもの立ち振る舞いと同じくらい
服装による第一印象も大切です。
「きちんと感」と「動きやすさ」を両立させたい方はこちら👇
⑤ 失敗させても見守れるか|親の関わり方が問われる
子どもは、
失敗から学び、成長していく存在です。
それを親が先回りして失敗を回避してしまうと、
子どもは成長のチャンスを逃してしまいます。
特に小学校生活が始まると、
保護者の手助けができない場面での
集団生活が本格的に始まります。
先生は
子ども自身が試行錯誤しながら成長できる環境を
整えてくださいます。
過度な干渉は、
その成長を妨げるだけになってしまいます。
説明会でも
「見守る姿勢」があるかどうかは
意外とよく見られています。
この「見守る力」は、
学校説明会だけでなく
行動観察や面接でも共通して見られているポイントです。
本番で評価されていた力を
一覧で整理したチェックリストも用意しています👇
⑥ 待ち時間の過ごし方|自制心・自己管理能力
学校説明会では、
受付前・移動時など、待ち時間が多く発生します。
実は小学校受験本番でも、
あえて待ち時間をつくる試験内容が多くあります。
- 今、自分は何をすべきか
- 気持ちをコントロールできるか
こうした点が評価されています。
特に男の子は、
誰かが騒ぎ出すと楽しくなって
一緒になって遊んでしまいがち。
そのときに
自制できるかどうか、
また親がどう関わるかも見られています。
⑦ 保護者の姿勢|「親の背中」は見られている
子どもだけでなく、
保護者の姿勢も当然見られています。
実際、学校説明会の講堂で
先生が話されている間、
スマホに夢中でほとんど話を聞いていない
「ただ連れてこられただけ」のお父様を
見かけたことがあります。
大半の保護者が
メモを取りながら先生の顔を見て話を聞いている中で、
何百人のうちの1人かもしれませんが、
登壇している先生からは
かなり目立つ存在だったはずです。
この親の姿を見て、子どもは育ちます。
実は、学校説明会での立ち居振る舞いや質問内容は、
そのまま「保護者面接」で見られているポイントと重なります。
説明会と面接で共通してチェックされやすい項目や、
必ず聞かれる質問については、こちらで詳しくまとめています。
また、説明会当日は
バッグ・スリッパ・筆記用具などの持ち物も意外と目に入ります。
「何を持っていけばいいか不安…」という方は、
実体験ベースでまとめたこちらを参考にしてください👇
⑧ 子どもへのたしなめ方|感情的になっていないか
子どもへのたしなめ方や接し方は、
小学校受験本番だけでなく
学校説明会でも見られています。
- 親の機嫌で態度が変わっていないか
- 子どもが萎縮していないか
親子が話しているときの
表情や距離感、雰囲気まで見られています。
子どもが明らかに萎縮している様子は、
マイナスイメージにつながりやすいポイントです。
⑨ 切り替え力|できなかった後の立て直し
小学校受験では、
いい意味での「開き直る力」も必要です。
集団行動の中で、
できなかったことを引きずってしまうと
周囲との差がどんどん広がってしまいます。
またそのとき、
親が感情的にならず
客観的に子どもを見て
冷静に対応できるかどうかも重要です。
⑩ 親子の空気感|家庭の温度がそのまま伝わる
学校説明会は、
完璧な姿を見せる場ではありません。
むしろ
日常の延長として、どんな親子か
それが自然と伝わる場所です。
だからこそ、
本番だけ取り繕うのではなく、
日々の積み重ねが何より大切になります。
説明会での質問がうまくできない背景には、
「志望理由や家庭の教育方針がまだ整理できていない」
というケースがとても多いです。
ワーママでも無理なくまとめられる
志望理由・教育方針の考え方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
ここまで読んで、
「結局、どこまでできていれば大丈夫なんだろう?」
「逆に、やらなくていいことは何?」
と感じた方もいるかもしれません。
実は、学校説明会で見られているこれらのポイントは、
小学校受験本番で評価されている力とほぼ共通しています。
ただし、すべてを完璧に整える必要はありません。
大切なのは“不安に振り回されず、判断できる軸”を持つこと。
そこで、
▶︎【本番で評価されている力が分かるチェックリスト(note)】
を、経験者の視点でまとめました。
・○/△/×で感覚的に確認できる
・親の関わり方も含めて整理
・「できていない=ダメ」ではない前提
不安を増やすためのものではなく、
「これでいい」と立ち返るための確認ツールとして作っています。
🔍 学校説明会前チェックリスト(当日朝に確認)
☐ 子どもへの声かけは前向きな言葉になっている
☐ 挨拶・靴の着脱・ハンカチの所作を確認した
☐ 待ち時間の過ごし方を親子で共有できている
☐ 保護者自身も先生の話を聞く姿勢ができている
学校説明会は「評価の場」ではなく、「家庭の姿勢が自然に伝わる場」。
完璧を目指す必要はありませんが、
「いつものわが家」が安心して出せる状態で臨みましょう。
学校説明会は「参加して終わり」ではなく、
面接・志望理由づくりまでつながる大切な準備段階です。
説明会後に必ず確認しておきたい内容はこちらの記事も参考にしてください。
まとめ|学校説明会は“家庭の姿勢”が映る場所
学校説明会は試験ではありません。
けれど、
親子の日常や価値観が
自然と伝わる場でもあります。
完璧を目指す必要はありません。
大切なのは、
- 子どもを信じて見守る姿勢
- 親自身の在り方
- 日常の積み重ね
これらが、
静かに、しかし確実に伝わっています。
こうした視点は、
説明会当日だけ意識すればいいものではありません。
実際には、
直前期の家庭での過ごし方そのものが、
面接で自然に語られ、評価につながっていきます。
直前期に我が家が意識していた
「やってよかったこと」「整えていたこと」は、
こちらの記事でまとめています。
なお、学校説明会や受験準備を進める中で
「これ、本当に必要?」と感じることも出てくると思います。
不安に振り回されすぎないために、
実際に完走して感じた “やらなくてよかったこと” もまとめています👇
学校説明会で見られているのは、
特別なことではなく「日常の積み重ね」です。
声かけ・所作・待ち時間の過ごし方・保護者の姿勢。
どれも今日から意識できることばかり。
この記事が、
「知らずにマイナス評価される不安」を減らし、
自信をもって学校説明会に臨むきっかけになれば嬉しいです。
もし今、
「足りないものを探す」より
「今のわが家で大丈夫か確認したい」
と感じているなら、
学校説明会〜本番直前まで使える
確認用チェックリストをまとめたnoteもあります👇
✅今すぐチェック
👉 本番で評価されている力チェックリスト(PDF付き)
🔗 関連記事|本番とつながる準備
🔗 関連記事|評価基準を整理したい方へ
- 【note】本番で評価されている力チェックリスト
不安になったとき立ち返れる、家庭の判断軸をまとめています。


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