
小学校受験を考え始めると、多くの家庭が最初に迷うのが
- 公立にする?
- 私立を目指す?
- 国立は現実的?
という学校選びです。
私は共働き家庭として
・私立小学校
・国立小学校
の両方を受験し、合格しました。
その中で感じたのは、
「どの学校が良いか」ではなく、
「家庭に合う学校を選ぶこと」が何より大切だということです。
受験を始める前は「学費が安いから国立がいいのでは?」と思っていましたが、実際に学校説明会へ足を運び、受験準備を進める中で感じたのは、学校選びは学費だけでは決められないということでした。
共働き家庭にとっては、
- 通学時間
- 放課後の過ごし方
- 学童
- PTA
- 家族のサポート体制
まで含めて考える必要があります。
この記事では、公立・私立・国立それぞれの特徴に加え、共働き家庭ならどの選択が現実的なのかを、実際の経験を踏まえて解説します。
「まずは受験全体の流れを知ってから学校選びを考えたい」
という方は、こちらの記事から読むのがおすすめです。
結論|共働き家庭なら私はこう考えます
| 項目 | 公立 | 私立 | 国立 |
|---|---|---|---|
| 学費 | ◎ | △ | ○ |
| 通学 | ◎ | △〜○ | △ |
| 学童 | ◎ | ○~◎ | △ |
| 共働き | ◎ | ◎ | △ |
| 教育特色 | ○ | ◎ | ◎ |
| 中学受験 | ◎ | △ | ◎ |
もちろん正解は家庭によって異なります。
ただ、共働き家庭なら「教育内容」だけでなく生活が回るかどうかまで考えることが大切です。
公立小学校とは?
特徴
自治体の学区制に基づき通学する一般的な小学校。
学費は最も安く、教育内容は文部科学省の指導要領に沿っています。
メリット
- 学費負担が最小
- 通学距離が短い傾向で生活動線が整う
- 学童保育が整備されている自治体が多い
- 多様な家庭環境の児童と関われる
課題
- 中学受験や探究教育などへの特化はない
- 画一的な教育
- 学校差(理念・教育方針)は小さめ
公立小が向いている家庭
- 中学受験・高校受験を重視する家庭
- 地域の中で自然に育ってほしい家庭
- 学費は抑えつつ塾に投資したい家庭
- 共働きで生活動線を重視する家庭
共働き家庭から見た公立小の魅力
もし中学受験を考えているなら、公立小学校は非常に有力な選択肢です。
高学年になると、毎日の通学時間がそのまま勉強時間の差になります。
学校まで片道10分と40分では、6年間で大きな差になります。
自宅近くの公立小学校に通い、中学受験に集中するという選択も、十分合理的だと感じます。
公立小を選ぶか、受験するかは家庭の価値観によって大きく分かれます。
実際に受験した家庭は、どんな部分にメリット・デメリットを感じるのか?
「小学校受験は本当に意味があるの?」という視点からまとめた記事はこちら👇
→ 小学校受験のメリット・デメリットと後悔しない判断軸
私立小学校とは?
特徴
私立小は学校ごとに教育理念やプログラムが明確です。
宗教教育/英語/ICT/探究/海外連携など個性が豊か。
私立小を検討する家庭では、
「共働きでも受験は現実的なの?」「いつから準備?」という質問をよく聞きます。
我が家の経験も踏まえて、準備の全体像をまとめた記事はこちら👇
→ 共働き家庭の小学校受験完全ガイド
メリット
- 明確な教育理念のもとで育てたい家庭に最適
- 設備や教育投資が厚い
- 大学附属なら内部進学ルートあり
- 探究活動・留学など課外の選択肢が多い
課題
- 学費負担が大きい
→大学附属は「小〜大学まで私立」の可能性=16年計画必須 - 中学受験を見据える場合は塾併用が必要
- 通学距離が長くなることもある
私立小が向いている家庭
- 一貫した教育理念で育てたい家庭
- 海外・探究・語学など幅広い学びに投資したい家庭
- 内部進学や中高一貫を視野に入れる家庭
- 中長期的に教育費を確保できる家庭
共働き家庭には私立をおすすめしたい理由
私が共働き家庭におすすめしやすいのは私立小学校です。
理由は、近年は
- アフタースクール
- 学校内学童
- スクールバス
- 習い事連携
など、共働き家庭を支える仕組みが充実している学校が増えているからです。
もちろん学校によって違いはありますが、仕事との両立を考えると大きな安心材料になります。
「結局どの私立小学校が自分の家庭に合うの?」
と迷う方は、関西の人気私立小学校を比較した記事も参考にしてください。
国立小学校とは?
特徴
国立大学の附属小で、関西では
- 大阪教育大附属
- 神戸大附属
- 京都教育大附属
などが代表的。
関東とは異なり、関西の国立小は
抽選制がほとんどなく「入試選考のみ」のため、
学校ごとの方針や通学条件を知ることがとても大切です。
メリット
- 学費は公立並みに安い
- 実験校として教育研究ベースの授業
- 中学受験を選ぶ家庭が多く整った環境
課題
- 内部進学率に幅がある
→ほぼ全員進学〜3分の1など差が大きい
→必ず学校HPで確認必須 - 内部進学しない場合は中学受験が前提の家庭が多い
- 受験資格(通学区域)に制限あり
- PTA活動が活発
- 学童がないケースが多い
→放課後のサポート体制が必要
国立が向いている家庭
- 中学受験を視野に入れる家庭
- PTAに積極的に関わる意思がある家庭
- 放課後のサポートが確保できる家庭
- 教育水準と学費バランスを重視する家庭
共働きでも国立小学校は通える?
答えは「通えます」。
ただし、多くの家庭では
- 祖父母の協力
- 民間学童
- ファミリーサポートなど地域の支援
などを組み合わせながら生活しています。
共働きだから無理というわけではありませんが、放課後の体制を事前に考えておくことが大切です。
私自身も受験を通して、「学校選びは教育内容だけではなく、家族全体で無理なく続けられるか」がとても重要だと感じました。
国立小学校は学校ごとに通学区域や内部進学率、教育方針が大きく異なります。
志望校を比較したい方は、こちらの記事で6校を一覧で比較しています。
国立・私立を含めて受験準備を進める場合、
「何から始めるか」を決めるだけで行動が一気にラクになります。
道筋を整理した準備ロードマップはこちら👇
▶ 小学校受験|迷わないための準備ロードマップ(noteマガジン)
共働き家庭なら学校選びで最も重視したいこと
学校選びでは偏差値より
- 通学時間
- 放課後
- 家族の協力
- 教育方針
この4つを最初に考えることをおすすめします。
偏差値だけで決めると、入学後に生活が回らなくなる家庭もあります。
学校選びと同じくらい大切なのが、「いつから、何を始めるか」です。
準備開始のタイミングで迷っている方は、こちらの記事も参考にしてください。
▶︎ 小学校受験はいつから始める?家庭学習と幼児教室のベスト時期
共働き家庭でも可能か?【経験談ベースで回答】
結論:
共働き家庭でも私立・国立小の受験と通学は可能です。
ただし現実的な違いがあるので整理すると👇
公立 × 共働き
✔ 最も現実的
✔ 学童整備+通学短距離=生活が回りやすい
私立 × 共働き
◯ 近年は放課後の過ごし方が充実している学校も増加中
→ スクールバス/学校内学童/習い事併設の学校もあり現実的
→ 実際に共働きで合格・通学している家庭も多い
国立 × 共働き
△ 民間学童か祖父母サポート必須
→ 学童なしが多く、PTAも活発なので調整が必要
→ ただし「学費×教育水準」のバランスは最強
ここまで読んで、
「結局わが家はどこを目指せばいい?」
と迷う方も多いと思います。
私自身、年中から受験終了まで何度も迷い、その都度情報を集めながら学校選びを進めました。
その経験をもとに、何をいつ準備すればいいのかを時系列でまとめたロードマップをnoteにまとめています。
👉 偏差値42スタートの共働き家庭が関西最難関小学校に合格するまで|小学校受験ロードマップ
受験準備の現実(共働き家庭向けの補足)
共働きの場合、
✔ 家庭学習時間の確保
✔ パパの役割
✔ 習い事・塾の選択
✔ 親子面接練習
が特に大きなポイントになります。
→ このあたりは既存の記事で詳しく解説👇
まとめ
学校選びに正解はありません。
しかし、共働き家庭だからこそ、
- 教育方針
- 通学時間
- 放課後の過ごし方
- 家族のサポート体制
まで含めて考えることで、入学後も無理なく続けられる学校選びができます。
受験は合格がゴールではなく、入学後の6年間が本番です。
焦って決めるのではなく、家庭に合った学校を選んでください。
ここまで読んで、
「何から始めればいいの?」
「わが家は今、何を準備すればいい?」
と感じた方へ。
私自身、共働きで情報が少ない中、何度も遠回りをしながら受験準備を進めました。
「あのとき最初から知っていれば、もっと時間もお金も無駄にしなかった」
そう思った経験をもとに、
✔ 年中から受験当日までのスケジュール
✔ 幼児教室の選び方
✔ 家庭学習の進め方
✔ 模試・願書・面接の準備
を時系列でまとめたロードマップを作りました。
受験準備を効率よく進めたい方は、ぜひ参考にしてください。
▶︎ 共働き家庭が偏差値42から関西最難関小学校に合格するまで|小学校受験ロードマップ
小学校受験と共働き家庭のよくある質問
A.通えますが、学童がない場合が多いため、祖父母サポートや民間学童の活用が現実的です。PTA活動も活発な学校が多く、勤務調整が必要になるケースがあります。
A.学校内の学童、習い事併設、スクールバスなど選択肢が増えています。共働き家庭でも利用可能な学校は年々増えており、実際に通学している家庭も多いです。
A.大阪教育大学附属小は抽選がなく、その他の関西国立小では抽選があります。ただし、今後変わる可能性もあるので、必ず学校ごとに確認が必要です。
A.多くの家庭は年中の春〜夏に受験準備を開始します。共働きの場合は、幼児教室や通信教材で家庭学習を補完する形が現実的です。
A.可能です。むしろ中学受験組は公立小が主流です。塾の通いやすさや家庭での学習環境を整えることが合否に影響します。
A.学校によりますが、アフタースクールやスクールバスなど共働き家庭向けの仕組みが整っている学校も多く、仕事との両立を考えると現実的な選択肢になりやすいです。
A.家庭によりますが、公立小学校に通って通学時間を短くし、その分を塾や家庭学習に充てるという選択をする家庭も多くあります。

