
「共働きで小学校受験って、現実的にできるの?」
これは、検索でもリアル相談でも圧倒的に多い疑問です。
共働き家庭でも小学校受験ができるのか、
不利にならずに進められるのかは、
多くの家庭が最初に悩むポイントでしょう。
首都圏や関西など都市部では、
共働き家庭の受験事例も年々増えています。
結論:共働きでも小学校受験は可能。ただし前提条件と工夫が必須。
この記事では、実際にフルタイム共働きで受験を完走した家庭の視点で、
- 共働き家庭が直面する現実
- 成立する家庭の条件
- 自己診断チェックリスト
- 現実的な工夫と対策
- わが家の実例
を具体的にまとめました。
共働き家庭が不利になりやすいポイント(デメリット)
「熱意さえあれば大丈夫!」では乗り切れない、
共働き家庭が小学校受験で不利になりやすいポイント(デメリット)を、現実ベースで整理します。
① 幼児教室・習い事の送迎問題
- 毎週決まった時間に都合をつける必要あり
- 振替対応は可能な場合が多い
- 夏期・冬期講習は平日午前が中心=調整が必要
② 説明会・公開授業・学校見学が平日中心
- 期間:春〜秋
- 実施:平日午前が多い
→ 有給・半休が必須
③ 願書作成は“夫婦のすり合わせ”が必須
- 方向性の統一+文章作成+写真+提出準備
=想像以上に時間を要します。
④ 面接日は夫婦参加が原則
- 平日開催が多い
- 複数受験だと1ヶ月に2〜3校詰まることも
→ 勤務調整必須
⑤ 模試・行動観察は週末が埋まる
- 拘束時間は移動含め長め(2〜3時間)
- 土日の予定を確保する必要あり
⑥ 子どもの体調不良リスク
秋は
- 行事ラッシュ
- 季節の風邪
- 運動会
が重なり、欠席→振替→再送迎のケースも。
⑦ 事務連絡・申込管理が仕事レベル
- 模試申込
- 学校申込フォーム
- 幼児教室連絡
など締切が多く、情報管理がタスク化します。
ここまで読んで「無理では…?」と感じる人もいますが、
逆に言えば この現実に対策できれば十分に成立する ということです。
共働きでも受験できる家庭の3+1条件
共働きで成功した家庭に共通したのは、この4つ↓
① 時間を作れる仕組みがある
例)
- 片側の勤務時間を調整
- 週1リモート
- 有給が取りやすい職場
- 祖父母ヘルプ可 など
② 夫婦の役割分担が明確
よくある分担例:
- 情報収集:母
- 願書:母+添削:父
- 送迎:父
- 面接対策:夫婦
- スケジュール管理:父
(※家庭で全然違うので固定観念不要)
③ 情報のルートが確保できている
幼児教室に通わないパターンでも、
- 先輩家庭
- オンライン講座
- 面接資料
- ブログ
- note
などで代替可能。
+④ 資金計画ができている
私立小:学費+寄付金+交通費+放課後費
国立小:後援会費+交通費+放課後費
→ 短期(受験期)+長期(入学後) の両軸で考えます。
共働き家庭用チェックリスト
「うちはできる?」を判定できる項目を並べました。
- □ 延長保育の利用 or 学童がある
- □ 祖父母 or ベビーシッターが頼める
- □ 有給・半休が取りやすい環境
- □ 車がある or 公共交通で無理なく通える
- □ 送迎の分担方法が決まっている
- □ 土日どちらかは確保できる
- □ 願書作成の時間を取れる
- □ 面接日に両親参加が可能
- □ 塾(幼児教室)や模試会場までのアクセスに無理がない
- □ 塾(幼児教室)を検討済み or 情報ルートがある
✔ 3〜4個以上該当すれば現実的
✔ 1〜2個なら要調整
✔ 0なら慎重検討
共働き家庭でも小学校受験が成立する理由(メリット・対策)
共働き家庭の強みは、仕組み作りが得意なこと。
実際に効果のあった工夫をまとめます。
🏫 幼児教室は「土曜枠」を活用
例)
- 平日に比べ土曜は開講講座数が多い傾向。仕事にあわせて開始時間を選択できる。
- 平日は幼稚園の降園時間に合わせた早めの時間設定が多い(15時~17時開始)
💻 通信・オンライン教材で補完
例)
- 【こどもちゃれんじ】
- Z会の通信教育<幼児向け>
- スマイルゼミ【幼児コース】
→ スキマ時間でペーパー領域を補完可能
幼児教室に通いにくい家庭には
- モコモコゼミ(こぐま会教材対応)
も相性◎
🍴 家事は短期的にアウトソース
- ミールキット(食材宅配のヨシケイ)
- 食洗機
- 家事代行(ダスキンの家事代行サービス)
- ドラム式乾燥機
= 時間を買う発想でOK
📅 Googleカレンダー/timetreeで全共有
管理すべき情報は驚くほど多いので必須。
例)
- 願書締切
- 模試申込
- 学校説明会
- 教室振替
- 面接日
- 入学前登校日
夫婦の見える化は必須
🚆 模試は「教育効果よりアクセス」
模試はお子さまの得意不得意を見極める場。
1回の“遠征模試”より
近場で“継続模試”の方が学習効果が高いです。
我が家(共働き)のケース
うちもフルタイム共働きで受験しました。
正直、余裕は全くなかったです。
実際の工夫:
- 情報収集:父・母
- 願書:母
- 面接対策:父・母
- ペーパー:母
- 巧緻性:父
- 運動:父
- 送迎:母+祖父母
- 塾:土曜
- 家事:ミールキット+食洗機+乾燥機
- スケジュール管理:timetree
- 模試:アクセス優先
→ 無理は多いが「不可能ではない」というのがリアル。
関連記事(共働き家庭向け)
選んだ学校・働き方・家庭方針によって最適解が変わるので、
次はこちらを読むと判断がブレません👇
→ 家庭学習スケジュール(年中〜年長春)
→ 面接対策(パパの関わり方含む)
→ 願書の家庭の教育方針と学校の繋げ方
→ 小学校受験に強い通信教材まとめ
それぞれ「どう成立させたか」まで書いているので、
共働き家庭との相性が良いはずです。
よくある質問(共働き家庭の小学校受験)
A. 可能です。
実際に共働き家庭で合格しているケースは多数あります。
ただし、時間調整・役割分担・情報収集などの事前準備が不可欠です。
「何も変えずに挑む」のではなく、共働き向けの戦い方に切り替えることが前提になります。
A. 可能ですが、情報ルートの確保が重要です。
幼児教室に通わない場合でも、通信教材・オンライン講座・先輩家庭の情報などで補完できます。
ただし、願書・面接・行動観察の情報が不足しやすいため、
「どこで情報を得るか」を事前に決めておく必要があります。
A. 完全に休めない場合でも調整は可能です。
説明会・面接は平日開催が多いため、有給・半休・在宅勤務の活用が現実的です。
どうしても難しい場合は、
夫婦で分担する
土日対応の教室・模試を選ぶ
学校数を絞る
など、受験計画そのものを共働き仕様に組み直すことが重要です。
A. 現実的にはかなり厳しくなります。
小学校受験は、願書・面接・送迎・スケジュール管理など、
夫婦での連携が前提となる場面が多いためです。
ただし、最初から完璧な協力を求める必要はありません。
「役割を明確にする」「最低限必要な協力ラインを共有する」ことで、成立するケースもあります。
「共働きでも成立する受験の進め方」を、まずは無料で整理しておきたい方はこちら👇
→働くママでもできた!わが家の小学校受験準備の始め方【無理せず続ける家庭学習のコツ】
まとめ:共働きは不利ではなく「準備の方法が違うだけ」
小学校受験は家庭環境によって戦い方が変わります。
共働き家庭は
不利ではなく、“仕組み化で戦うスタイル”になるだけ。
逆に言えば、
- 時間の確保
- 役割分担
- 情報ルート
- 金銭計画
の4点さえ押さえれば、十分に戦えます。
共働き家庭の小学校受験には、
時間調整や送迎などのデメリットも確かに存在します。
しかし、それらを前提に仕組み化すれば、合格は十分に現実的です。

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