夫婦で乗り越える小学校受験|パパの関わり方が未来を変える

共働きで忙しい毎日。
受験対策の多くをママが担う中で、「夫は何もしてくれない…」と感じたことはありませんか?

我が家も、最初はまさにそんな状況でした。
あれもこれも一人で抱え込みすぎてキャパオーバー。”忘れてた!”が重なり限界を感じていました。
でも実は、夫婦の関わり方ひとつで、子どもの伸び方も家庭の空気も驚くほど変わるんです。

この記事では、我が家の体験をもとに「夫婦で協力してお受験期を乗り越えるヒント」をお伝えします。


小学校受験は“家族のチーム戦”

小学校受験は、ママだけが頑張る戦いではありません。
家庭全体で取り組む「チーム戦」です。

パパが子どもに関心を持ち、少しでも関わることで、子どもは「自分を応援してくれている」と感じます。
それが、安心感や自信につながっていくのです。

仕事が忙しいパパも、「どう関わるか」を意識するだけで大きな変化が生まれます。
1日10分でも、一緒にプリントを見たり、話を聞いたりする時間をつくるだけでOK。
“家族みんなで取り組んでいる”という雰囲気が、子どもの力を引き出すのです。


我が家の失敗談|ママが1人で背負い込んでいた頃

我が家の受験準備の最初は、完全に私のワンオペ状態でした。

塾選び、願書準備、スケジュール管理、教材のコピー…すべて私。
夫は「忙しいし分からないから任せるよ」と一歩引いた立場で、
私は「なんで私ばっかり」とイライラが募る日々。

結果、家庭の空気はピリピリ。
子どもも「ママが怒ってる」と不安になって、集中力が下がっていく…。

この経験を通して気づいたのは、

“ママが一人で頑張りすぎると、家族みんなが苦しくなる”
ということでした。

そこから、夫婦で協力する体制づくりを始めました。


分野ごとに担当を決める

受験準備を進めるうえで、わが家がうまくいったのが「分野ごとの担当制」です。

たとえば、ペーパー対策はママ、お絵描き等の巧緻性と運動はパパ――というように、縦割りで役割を分けました。

同じ課題でも、夫婦で教え方や声かけが違うと、子どもが混乱してしまうんですよね。
「昨日ママはこう言ってたのに、今日はパパが違うことを言う…」となると、子どもはどちらを信じていいのかわからなくなってしまいます。

担当を決めることで、教え方が一貫し、子どもも安心して取り組めるようになります。

そして、この“担当制”にはもうひとつ大きなメリットがあります。
それは、教える側に責任感が生まれること

自分の担当分野の模試結果を見ると、子どもの得意・不得意がダイレクトに伝わってきます。
「この問題、苦手なんだ」「このタイプは点が取れてる」など、結果がそのまま自分の指導の成果になるので、自然と“どうすればもっと良くなるか”を考えるようになります。

そうすると、「教える」ことがただの作業ではなく、“子どもの成長を支える工夫の時間”に変わるんです。
親も学び、親も成長できる。
これが、夫婦で受験に向き合う大きな価値だと感じました。


親子面接は“父親が見られる場”

意外と忘れがちですが、面接の主役はパパです。
学校側は「お父さんがどれだけ子育てに関わっているか」をしっかり見ています。

普段から子どもと関わりがない、受験直前だけ頑張るパパは見抜かれてしまう。

平日は帰りが遅くても、休日は子どもと関わる時間を意識的に作ること。
“寝て、スマホを見て、終わり”の土日では、受験期の家庭は回りません。

面接では「普段の子どもの様子」や「家庭での関わり方」を聞かれます。
その質問に自然に答えられるようになるには、日常から子どもと過ごす時間を積み重ねるしかないのです。


夫婦でタスクを共有する工夫

夫婦で受験準備を進めるときに、我が家で効果的だったのがこの方法です👇

  • スケジュール管理 → ママがtime treeで共有
  • プリント整理→自分の担当分野をそれぞれで管理
  • 願書・写真管理 → ママ担当
  • 送迎、持ち物の準備等の保育園関連→ 夫が担当
  • 幼児教室への送迎→ママ担当
  • 保護者対象の平日の学校説明会→夫が担当
  • 面接練習 → ロールプレイ形式で一緒に練習

こうすることで、「全部私がやらなきゃ」という気持ちが少しずつ減り、心に余裕が生まれました。

何より、「お手伝い」ではなく「共同でやる」という意識が持てたことで、
夫自身の主体性もどんどん上がっていきました。


夫婦ゲンカを減らす“受験期ルール”3つ

受験期はどうしてもピリピリしがち。
そんなときこそ、夫婦間のルールを決めておくと穏やかに過ごせます。

  1. 感情的な話し合いはしない(冷却タイムを設ける)
  2. 決定権をあいまいにしない(「どちらが決めるか」を先に決める)
  3. 1週間に1度、“受験以外の話”をする日を作る

受験のことばかり話していると、心も関係もすり減ってしまいます。
「夫婦としての時間」も忘れずに持つことが、家庭の安定につながると実感しました。


受験を通して夫婦が強くなる

受験は確かに大変です。
でも、夫婦で協力して乗り越えた経験は、家族の絆を強くしてくれます。

「合格」という結果以上に、
子どもが安心できる家庭の雰囲気を作れたことが何よりの財産でした。

「夫が変わらない」ではなく、
「家族としてどうチームで動くか」を考えること。

それが、ママをラクにし、子どもを笑顔にする第一歩だと思います。


💡おすすめサポート&ツール

家事や予定を「外注」することも、立派な夫婦協力のひとつ。
ママが少しでも笑顔でいられる時間を増やすために、上手に頼ることも大切です。


🌷 まとめ

  • 小学校受験は家族のチーム戦
  • 分野ごとに担当を決めて、混乱を防ぐ
  • 面接では父親の関わりが問われる
  • 夫婦でタスクを共有し、心の余裕をつくる

受験期は、親子だけでなく夫婦にとっても成長の時期。
「協力」という形は家庭ごとに違ってOK。
あなたのご家庭らしいやり方で、笑顔の受験期を過ごしていきましょう🌸


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