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小学校受験ペーパー3大苦手分野の1つ「重ね図形」
小学校受験のペーパー問題に出題される図形・空間認識領域で
特に苦手なお子様が多く得点で差がつく分野は
回転図形、鏡図形、重ね図形ではないでしょうか
鏡図形の学習法はこちら
特に重ね図形に関して難関校といわれる小学校では
かなり複雑な図形の重なりや
3つ以上の図形の重なりを考えさせられるところが多いです
言語や知識などはある程度小学校受験にむけて
対策をしてこられたお子様の間では差がつきにくく
こういった得手不得手がはっきりわかれる図形分野で
正答できるお子様は非常に有利です
合否を分ける最重要分野と言っても
過言ではありません
しかし

重ね図形の問題を見せた途端に、子供のやる気がなくなってしまう

難しいから嫌だと言って考えようともしない
と頭を悩ませる親御さんも多いのではないでしょうか
この記事では重ね図形を得点源にし
志望校合格へぐんと近づく方法を教えます
図形を重ねることの難しさ
お子様が難しいと思う一番の理由は
日常生活で何かと何かを重ねるという経験が
あまりないからではないでしょうか
しかも小学校受験で出題される問題は
大体透明な紙に書いて重ねてくるのです
折り紙や画用紙と違い
身近に透明フィルムが溢れているという
ご家庭はほとんどないと思います
その分お子様がイメージしづらく
”重ね図形は難しい”と感じてしまうのです
まずはプラバンでもクリアファイルでも
なんでも構いませんので
透明なものに書かれた絵や図を
重ねる経験をお子様にさせてあげましょう
より実践に近い形で体験させてあげたい場合は
おもちゃとしてこのようなパズルを使うのもいいですね
”重ね図形”だけでなく”鏡図形(反転)”や
”回転図形”も同時に学べ
小学校受験3大苦手分野を
これ1つで全て可視化することができます
2枚の図形を重ねたら
では実際に問題の解き方を解説します
重ね図形①の問題はそのまま横にスライドして重ねただけの
”重ね図形”のなかでもシンプルな問題です
今回選択肢はのせていませんが
過去問などを見ると
ほんの一部だけ違う図が選択肢に並んでいるはずです

なんとなくこんな感じかな?
では
絶対に正解にはたどり着けません
重ね図形を考える上で大切なのは
“細分化して考える“ということです
例えば①の問題では
左側の図形を右に重ねると決め
左側の色付きマスの位置を1つずつ
右の図に写して色を塗っていきます
1段目は真ん中、2段目は左端、3段目は右端
といった感じです
そして全て書き写した右側の図をみて
同じ選択肢を選ぶのです
この時も図形が複雑になればなるほど
「これっぽいな!」で選ぶと失敗します
丁寧に見ることを習慣づけましょう
線1本ずつ、図形1つずつに注目して
丁寧に書き写していくという作業
そして
最後まで油断せず出来上がった自分の解答と
選択肢を見比べて正解を選ぶこと
この2点が重要です
あとは簡単な問題から少しずつ慣れていきましょう

私、重ね図形解けるんだ!
と思ってもらうことが目的です
同一分野の簡単な問題から難しい問題まで
お子様の理解度にあわせて選択できるのが
この問題集の良い所
結局なにがいいかわからない!」
という方には小学校受験ペーパー考査必須分野の教材を
お子様の年齢にあわせて送ってくれるこちらも良いですね

でも自宅学習はちょっと…という方は
プロの手を借りてみても良いですね

重ね図形攻略のカギ
ここまで読まれた方は
何となくお気づきかもしれませんが
重ね図形で最も重要なのは
ひらめきや想像力ではありません
単純作業を正確かつ丁寧に繰り返すことができる忍耐力です
小学校受験の分野で言うと
巧緻性に近いかもしれません
重ね図形を苦手とするお子様は
この作業を嫌がる子が多いです
点図形や色塗りのような
コツコツと取り組む必要がある課題を
毎日1枚でいいので続けてみて下さい
ここまでできたら次のステップです
もう1つ頻出なのが折り重ね図形
重ね図形にさらに反転も加わる難問ですが
その学習方法はこちらから

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